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2007年 10月 20日

夢のソニー

秋です。ススキです。

秋になると毎年ススキ野原の曽爾高原にいく想像をします。
でも今年もまた妄想に終わりました。
一日に5本しかバスないねんもん。
だって24÷5で4あまり4でしょ、
四時間に一本です。
いくら数学のことを算数とよぶ私でも
このバスの頻度が
当日の昼に決めていける場所じゃないことはわかりますので、
1時間に一本のバスが出る、
葛城山という所へいってきました。
プチススキの高原。
アルバイトにシフト問題を相談されて
「それ、どうでもいいと思いますね。」
と一蹴した蔦谷の社員と一緒に。

予想外ののりつぎのりつぎを経て、バスにかけこむ。
地元のじいさんばあさんと私たちの4人。
地元のはずなのに、ばあさん停車ボタン押すタイミングまちがえる。
バス停の前の豪邸に住む小林さんのために作ったと思われる
「小林」というバス停を無駄に迂回し、
コスモス畑にうしろ髪を抜けるかと思うくらいひかれつつ、
ススキの高原にむけるロープウェイ乗り場に到着。
時刻表にかいてる発車時間まで時間あるはずなのに、
乗り場のおっさんなぜか大慌てで、軽くパニック。
「は、は、はやく乗れ、乗れ!!!」みたいな感じで、
おじさんが怖いから、蔦谷の店員やむなくトイレを我慢。

誰もいない、ものっすごい静かなハイキングコースを登る。
その途中に婿洗い池、という場所があって、
昔、いけにえかなんかのために、村の若い婿を
半生半死にさせたというなんともオカルトな伝説が
さわやかなハイキングコースにさらりと書かれていました。
しばらく歩いてると、
右てにキラキラするものを感じたので目をやると、
暗い林の木と木の間かのむこうから、
菩薩が登場するかのような後光が。
光にさそわれる虫のように近づいていってみると
そこには一面のススキの穂が斜面になってゆれているのでした。

秋のうろこ雲と、ススキと、何故かこぎれいな猫がいて
それはそれは素敵な場所でした。

でも下りのロープウェイの中は
あ、またあのおっさん下で待ってる・・・と
思いだして少し気が重くなったのでした。

by ericosan | 2007-10-20 22:01


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